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カンチェラーラVN独占インタビュー 「レースはより進化すべき」

カンチェラーラ7


TREKセガフレードを引退後、地元スイスでレースの運営に専念してる元選手、ファビアン・カンチェラーラ氏ですが、ロードレースへの興味は捨てられなかったようです。彼はアメリカの自転車ニュースサイト、ベロニュースのインタビューに対し、元ロードレース選手としての意見を、数多くぶつけました。



Q.まずはじめに聞くけど、引退後、コーチやマネージャーとしてレースチームに関わらなかったのは何故?

A.確かに多くの人がそれを望んだかもしれませんが、残念ながら私自身にチームをサポートする為の知識は、何一つありません。将来的にそれらの知識を勉強し、チームに関わる機会はあるかもしれませんが、今のところ未定です。



Q.忙しいとよく聞くけど、最近は何してる?

A.今年は新たに「Chasing Cancellara(チェイシング・カンチェラーラ)」という新企画を立ち上げました。これはシリアスサイクリストの為のロードレースと、トライアスロンの短距離版であるトライスター、2つのレースを組み合わせることで、レベルを問わず、多くのサイクリストに楽しんでもらおうという試みです。

またTREKやGORE-Texサイクリング製品、スイス製品など、現役時代愛用した様々な製品の広報大使を務めています。新しいことにも挑戦したいとは思いますが、妻と2人の子供の事を考えると、これで精一杯です。



Q.では本題に入ろう。あなたのキャリアの中で最も大きい変化は?

A.色々ありますが、やはり一番はドーピングに関してでしょう。実名は出しませんが、1990年代後半から2000年代前半にかけて、多くのチームで何かしらのドーピングは横行していました。

しかし近年では、それも特定のチームに限定され始め、さらに現在では特定のライダーに限定されています。これは大きな進化です。しかし今日においても、その黒幕は捜査の目から逃げおおせています。チームの大半は自身の潔白を証明していますが、未だに油断は出来ません。



Q.選手の待遇に関してはどう思う?

A.最低給与の見直し、権利の拡充など、現時点では多くの改善が必要だとは思います。しかしそれには、とても長い道のりが必要です。何故ならロードレーサーは終身雇用ではありません。2~3年で次のチームを探す必要があるため、問題発言は禁句です。

しかし220人のWorldtourライダー全員が声を上げれば、改善の可能性が見えてくると思います。現状絵に書いた餅のような話かもしれませんが、ライダーが居なければレースが成立しないこともまた、1つの事実です。



Q.最近若い選手がWorldtourを走ってるけど、それについて感じることは?

A.これは若手に嫌われる発言かもしれませんが、あまり良くない事だと思います。レースの安全性、戦略性が下がるというのも一つの理由ですが、U23とWorldtourは同じ競技でも、流儀の違う世界です。若い選手にとって挫折の原因になりかねません。

更に言うと、高レベルのレースに触れることはライダーを強くしません。ライダーを最も強くするのは、純粋に勝つことです。より上のレベルに挑戦するのは、勝てる見込みが出てきてからでも、決して遅い選択では無いでしょう。



Q.スポンサーを獲得する上で一番の課題は何だと思う?

A.よく難しいと言われる問題ですが、確かに外部への広告効果は微々たるものです。しかし内部的にはどうでしょうか。選手たちの頑張る姿は、多くの人に感動と活力を与えます。

過去在籍したチームの関係で言うと、サクソバンクが最も良い例だと思います。そこでは全てのコンピュータで、チームの写真をスクリーンセーバーにしており、社員はチームとの一体感を感じながら、高いモチベーションで仕事をしていました。

つまり、広告効果をアピールするのはもう時代遅れです。資金提供をいかにスポンサーに還元できるか、チームや選手を一種の商品として売り込んでいく姿勢が、多くのGMに求められるでしょう。



Q.では最後に、現在のプロサイクリングが直面している、最も重要な課題は?

A. UCI、レースチーム、その他の組織が互いに反目しあっていることです。例えば放映権の話をしましょう。レースの放映権は多くの場合UCI、ASO、RCS、この3つのどれかが放映権を販売しています。しかしこれにより、価格競争が生じ、ロードレース全体にもたらされる利益はより少なくなります。、

資金不足が毎年取り上げられるロードレースですが、一番の原因は放映権の不当な安売りだと思います。この問題を解決するにはUCI、ASO、RCSのそれぞれが互いに手を取り、放映権をパッケージングする必要があるでしょう。

それらの協力無くして、ロードレースの今後の発展はありません。もはや古き良き昔の時代は終わりました。これからは、時代に適応した新しいロードレースの形を模索する必要が有ると私は思います。
http://www.velonews.com/2017/12/news/qa-fabian-cancellara-life-pro-cycling_453918












え、放映権のパッケージングって普通に独禁法に触るんちゃう? 知らんけど……
ちょっとうれしい時の顔、琴葉茜






うーんどうなんだろね。まあ他の改善点としては、チーム毎の個性の薄さが大きいと思うよ。せっかくのチームスポーツなんだし、1チーム3人は金属フレームで走るってルールが有っても面白いかも
基本7





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