2017/11/14
カンチェラーラ 「デマに関しては訴訟も辞さない」

ここ最近、モータードーピング疑惑の話題が絶えないファビアン・カンチェラーラですが、ついに彼自身が動き始めました。彼は弁護士を通して、疑惑の発端となったフィル・ガイモンの自伝『Draft Animals』の発売中止と謝罪を要求しており、民事訴訟の用意もあるとして、断固とした姿勢を示しました。
その本の内容としては、確証ではないとして予防線を張りつつも、カンチェラーラのモーター疑惑を肯定する論旨で「ペダリングや加速が時折不自然だった」「彼のバイクは他のバイクと扱いが違った」などと述べています。
後者に関しては同じチームのメカニックに否定されましたが、前者に関してはドーピングの決定的証拠では無い代わりに、それを否定する材料もありません。UCIはその真偽を確かめるため、新たに調査チームを立ち上げ、ラパルティアン会長は声明を発表しました。
「今は何よりも情報を集めるべきです。UCIは多くのドーピング対策を行っていますが、それらはいくつかの脆弱性があり、可能性を完全に排除とまでは行かないのが現状です。しかし今回の騒動は現状を改善する良い契機になりました。ドーピングはレース運営にとって災害のような物であります。しかし、それは人為的なものです。つまり、同じ人の力で排除することが出来ます。そしてそれを実現するのがUCIの責務です」
http://road.cc/content/news/232209-fabian-cancellaras-lawyers-demand-recall-phil-gaimons-book-and-apology-over
まあ言うて、この騒動で一番得をしたんが誰なんかっていう話なんやけどな

だねー、フィル・ガイモンの炎上商法を加味したとしても、広まり方が不自然に大きいし、何者かの作為を感じるよね。(裏で糸を引く黒幕……一体何パルティアンなんだ……)

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