GCNクイックビュー「クランク長による違いは何か」



市販のクランクにはライダーに合わせて数種類のクランク長が用意されています。しかし、どの長さを選ぶべきかについては情報が錯綜し、プロの世界でも選手によって選択が別れるため、セオリーが確立されていないのが現状です。そこでGCNではサイモンを被験者にある実験を行いました。

用意するのは3つのクランクセットです。162.5mmと172.5mmと177.5mm、小中大それぞれ違う長さを持ったクランクで、10分間330wを出した時の血中酸素濃度、心拍数、乳酸値を測ります。結果は以下のようになりました。




        酸素消費量  心拍数  乳酸値
162.5mm 57.5   162  4.6

172.5mm 58.1   170  4.6

177.5mm 56.9   171  3.7



全体としては短いクランクほど、心拍数が低下し、乳酸値が増える傾向にあります。177.5mmクランクで酸素消費量が低下していますが、これはマスクの隙間から外の空気を吸ってしまっていることが原因の可能性があります。他に例外が無ければ一番高い数値を示していたでしょう。

このように極端なテストを行った場合でも数値の違いは微々たるものです。もしあなたが170mmか172.5mmかで悩んでいるなら、コインを投げて表か裏かで選んでも問題はないでしょう。

ですが、フィーリングの面では大きな違いがありました。短いクランクではケイデンスを上げやすい代わりに重いギアは使いづらく、長いクランクではその逆です。実際今回のテストでも177.5mmクランクではケイデンスが上がらず、他よりも重いギアで330wを維持しました。しかし興味深いことに、乳酸値が一番低いのは177.5mmクランクです。

つまり一般的に言われる「軽いギアでケイデンスが多いほうが乳酸値が低い」という言説は、間違いでは無いかもしれませんが、クランク長の変化より影響が小さいと言えます。近年エアロ効果や関節痛対策の為に短いクランクがもてはやされてますが、長いクランクにも、重いギアを踏みやすく、乳酸値が上がりにくいという大きな利点があることを忘れてはいけません。
https://www.youtube.com/watch?v=eMAxH_Ud8YE










クランク長短くしたほうがケイデンス上げやすいし、乳酸値減らせるって思っとったけど、そうでもないんやな
ちょっとうれしい時の顔、琴葉茜







そう考えるとTTとか競輪とか短時間で終わる種目がクランク長短めなのも説明がつきそうだね。逆に言うとロングライドやツーリングメインだと短くする利点はほぼないかも
解説用、三角口、琴葉葵
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